米大統領:アフガン大統領への支持を約束-タリバンとの戦いで

ブッシュ米大統領は6日、アフガニスタンで 旧政権勢力タリバンが再び勢力を強め、蛮行が横行し治安が悪化していること について、タリバンと戦うカルザイ同国大統領を強く支持すると約束した。

ブッシュ、カルザイ両大統領は、米ワシントン郊外の大統領山荘キャンプ デービッドで2日間にわたり首脳会談を実施。ブッシュ大統領は会談について アフガンの治安問題や再建努力、拡大する麻薬取引への対応を協議したと説明。 さらにアフガン国民自らが自国の将来に責任を持っているとの見方を示した。

ブッシュ大統領は6日午前、カルザイ大統領と共同記者会見に臨み「アフ ガン軍は戦闘中だ」と指摘。カルザイ大統領は「われわれの敵はまだそこにい る。打ち負かされたものの、依然として山中に隠れている」と言明。「任務を完 了し、敵を山中から引っ張り出し、アフガンの人々に正義をもたらすことがわ れわれに課せられた義務だ」との認識を示した。

両大統領はまた、過激派との戦いでは、パキスタンのムシャラフ大統領と カルザイ大統領に加え、パキスタンとアフガンの部族長老による3者会談が重 要な鍵を握るとの見方で一致した。

今回の会談は、2001年の米同時多発テロから丸6年となる9月11日を前に 行われた。米政府は同年、テロの首謀者とされる国際テロ組織アルカイダの指 導者ウサマ・ビンラディン容疑者をかくまったタリバン政権を転覆するためア フガンに侵攻した。同容疑者は逃亡中であり、アフガンとパキスタンの国境付 近の人里離れた場所に潜伏している可能性がある。

ブッシュ大統領はさらに、アルカイダの指導者らに関する信ぴょう性の高 い情報があれば、パキスタン国内で軍事行動を取るかとの質問に対し「行動を 起こすのに必要な情報があれば、われわれはアルカイダの指導者らを司法の場 に引き出すことができると確信している」と言明。米国は「パキスタン政府と 常に連絡を取り合っている」と述べた。