中国人民元:対ドルで下落-投機抑制のため変動幅拡大必要との報道で

中国の外国為替取引では7日、人民元がドル に対し下落した。国営新華社通信系の新聞が、元高を見込んだ投機を抑制するため、 中国政府は人民元の変動幅を拡大すべきだと報じたことに反応した。

同日付の中国証券報は、情報源を明示せず、為替相場の一方向への動きを容 認していることが資金流入につながっていると指摘した。

スカンディナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)の上級為替ストラ テジスト、マグナス・プリム氏(シンガポール在勤)は、「中国が人民元の変動幅 拡大を容認するのは良いことだ」と指摘し、「中国は投機を望んでいない。中国が 狙っているのは、言ってみればコントロールされた変動相場制だ」と述べた。

人民元は上海時間午後5時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.12%安の 1ドル=7.5703元。7月20日以来で最大の下げとなった。