ロート薬株が続伸、空梅雨でスキンケア中心に販売好調-業績予想増額

ロート製薬の株価が2営業日続伸。前週末 比66円(5.5%)高の1273円まで買い進まれ、7日ぶりに投資家の短中期的な 売買コストの平均を示す25日移動平均線(1248円)を回復した。空梅雨となっ た地域が多く定番のスキンケア製品が伸びたほか、「肌ラボ」や「オバジ」な どの新商品もヒット、売り上げが伸びている。通期(2008年3月期)の連結営 業利益予想を前回から4.6%引き上げたため、見直し買いが入ってきたようだ。

ロート薬が前週末3日に公表した第1四半期(2007年4-6月)業績によ ると、連結営業利益は前年同期比2.0倍の17億円になった。三菱UFJ証券の 三浦充美シニアアナリストは6日付の投資家向けリポートで、「会社計画ベー スでは減益も意識されていたようだが、営業利益で10億円弱の上振れ」があっ たと分析している。

会社側が新たに示した通期営業利益予想114億円について、三浦アナリス トは「第1四半期の上振れから7月の悪天候の影響等を調整した最低水準と判 断され、一段の上振れ」が期待できると指摘、今期営業益は121億円になると みて投資判断「1(強い買い推奨)」を継続した。

同社株をカバーする証券アナリストは6人。今期の連結営業利益予想の平 均は118億円で、会社側の新しい予想値を4億円(3.5%)上回る。最も予想値 の高いアナリストはJPモルガン証券の小野塚昌之シニアアナリストで、127億 円。