6月独製造業受注:前月比4.6%上昇-04年12月来で最大の伸び

ドイツ経済労働省が6日発表した6月の製造 業新規受注指数(速報値、季節・インフレ調整済み)は前月比4.6%上昇と、予想 に反してプラスとなった。2004年12月以降で最大の伸び。他のユーロ圏諸国へ の販売好調が背景にある。前月は3.0%上昇に改定された。

前年同月比では15.9%上昇と、5月の7.4%上昇(改定値)を上回る伸びと なった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト35人の調査中央値では、前月比 が0.6%の低下、前年同月比が10.5%の上昇とそれぞれ見込まれていた。

ユーロ圏の経済成長率は7年ぶりの高水準にある。欧州製品への世界需要を 背景に、欧州の企業は生産能力と雇用を拡大している。国際通貨基金(IMF)は これまでに、輸出と投資が「非常に堅調」なことを理由に、ドイツの経済成長率見 通しを上方修正。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バンキングのエコ ノミスト、アレクサンダー・コッチ氏(ミュンヘン在勤)は「新規受注のダイナミ ズムは最近の高額商品に主に支えられているが、メッセージは極めて明らだ。ドイ ツ製造業者の受注高はあふれんばかりになっている」と指摘した。

6月の海外受注は前月比8.7%増。とりわけ他のユーロ圏諸国からの受注が

21.4%増加したことがけん引した。このうち投資財受注は38.5%増えた。一方、 国内受注は0.3%増だった。

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