英RBSの1-6月:予想上回る19%増益-投資銀行部門寄与(2)

オランダの銀行最大手ABNアムロ・ホー ルディングの買収を目指している英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランド・グループ(RBS)が3日発表した2007年1-6月(上期)決算は、 前年同期比19%増益となった。投資銀行部門の利益増加が寄与した。

純利益は35億6000万ポンド(1株当たり37.3ペンス)と、前年同期の29 億8000万ポンド(同30.8ペンス)から増加した。ブルームバーグがまとめた アナリスト6人の予想中央値の33億ポンドを上回った。

投資銀行や企業向け融資からの利益が全体の約半分を占めるRBSは、国 内市場の伸び悩みに対応し、過去7年間で600億ドル(約7兆1500億円)超の 買収を通じて海外事業の拡大を進めてきた。フレッド・グッドウィン最高経営 責任者(CEO)は、ABNアムロをスペインのサンタンデール銀行とベルギ ーのフォルティスの3行で分割し、ABNアムロの投資銀行部門とアジアのリ テール部門を獲得したい考え。

部門別では、コーポレート・バンキング(企業金融)部門の利益は16%増 の31億5000万ポンド。証券部門の利益は19%増の21億7000万ポンド。米シ ティズンズ部門はドル安が響き、7.4%減の7億5200万ポンド。アナリスト3 人の予想中央値7億5700万ポンドを下回った。消費者向け金融部門の利益は

6.9%増の11億6000万ポンド。不良債権総額は1.8%減少し8億7100万ポンド。 同社は配当を25%引き上げる方針も示した。

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