米プルデンシャル:サブプライム関連証券買い継続-「好機」との見方

米生命保険会社2位のプルデンシャル・ファ イナンシャルは2日までに、米国のサブプライム住宅ローンを裏付けとした証 券を引き続き購入していることを明らかにした。一部証券はリスクに照らして 割安になっているとの認識を示した。

同社はまた、サブプライム危機による同社の損失は5年で1億5000万ドル (約1790億円)以下にとどまるとの見通しを示した。ジョン・ストラングフェ ルド副会長はアナリストとの電話会議で2日、格付け「AAA」や「AA」の 一部のサブプライム証券は今や「リスクの水準に照らして割安になっている。 価格下落の主な理由は流動性の低下だ」と語り、「従って、きちんと選別を行え ば買いの好機だと思われる」と述べた。

市場の動揺で最も高格付けの証券にすら買い手がつかなくなっている状況 を、プルデンシャルは活用している。住宅金融で9位のインディマック・バン コープのマイケル・ペリー最高経営責任者(CEO)は1日付の従業員あて電 子メールで、流通市場は「機能していない」と述べていた。

プルデンシャルは同社が購入しているサブプライム証券の売り手は明らか にしなかった。また、アーサー・ライアンCEOは、サブプライム関連証券の 保有を大きく増やすつもりはないと述べた。同社の1日付の届け出によると、 現在保有している分の少なくとも半分は1年以内に償還期限を迎える。

ライアンCEOは電話会議で「この市場のなかには、短期的に収益機会を 生かせる部分があると思う」と語った。

プルデンシャル株の2日の終値は前日比1.45ドル(1.7%)高の89.45ド ル。