中国国家統計局:7月の製造業購買指数、5カ月ぶり低水準(2)

中国国家統計局と中国物流購買連合会が 1日発表した7月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は53.3と、前月の

54.5から低下し、5カ月ぶりの低水準となった。生産活動の拡大ペースが鈍化 していることが示された。

電子メールで配布された資料によれば、指数の低下は「政府が今年打ち出 したマクロ経済をコントロールする措置」を反映している。

中国は先月、今年3度目となる利上げと6度目となる預金準備率引き上げ を発表。4-6月期の中国経済成長率が11.9%と、約12年ぶりの高水準となっ たことで、政府は景気の抑制を目指している。7月の新規受注指数は56と、前 月の57.4から低下し、1年ぶりの低水準となった。

PMIは統計局と物流購買連合会が石油・ガスや製油、輸送機器など20業 界の700社余りを対象としている。生産と新規受注、輸出受注、雇用、在庫、 購買価格、原材料価格の変動をまとめたもので、数値は季節調整済み。

香港に拠点を置く証券会社CLSAアジア・パシフィック・マーケッツが 同日発表した7月のPMI指数も53.2と、2年3カ月ぶりの高水準だった前月 の55から低下した。

同社の統計は、購買を担当する製造業400社以上の幹部を対象に毎月実施 するアンケートを基にし、出荷と新規受注、雇用、価格、在庫、納入時間の変 化をまとめたもの。2つのPMI指数ともに季節調整済みで、50を上回ると企 業活動の拡大、下回れば縮小を意味する。