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LBO鈍化で手数料減少へ、最も打撃受けるのはクレディSか-S&P

投資会社によるレバレッジド・バイアウト (LBO)が減るのに伴い、投資銀行の手数料は減少または横ばいとなる公算 が大きいと格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は指摘し た。

S&Pの30日付のリポートによると、手数料減少の影響が特に大きいのは スイス2位の銀行クレディ・スイス・グループとみられ、LBOが半減した場 合、同社の利益は3.8%減少するとS&Pは試算している。また、ドイツ銀行の アナリスト、マット・スピック氏は26日、クレディ・スイスとUBSの利益は LBO鈍化で最大19%減少するとの見方を示した。

先週は、自動車大手のクライスラーとドラッグストア・チェーン、アライ アンス・ブーツのLBO向け資金調達が難航し、米国と欧州企業の社債保有リ スクは過去最大となった。

S&Pは、「LBO市場の栄光の日々が終わったのは確かだと思われる。今 後の環境はLBO会社にとっても銀行にとってもより厳しくなるだろう」と指 摘した。リポートの筆者のリチャード・バーンズ氏は「LBOファイナンスの 市場は余りにもバブル的様相が濃くなってきたため、何らかの調整が必要だっ た」と述べた。ただ、「秩序立った調整であれば、痛みはあっても銀行はこれを 乗り越える十分な規模がある」との見方を示した。

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