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「最後のページめくれない」-ハリポタ完結編発売、各地でファンが行列

チェリー・カーさん(17)は英国人作家、 J.K.ローリング氏の人気ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ 完結編を手に入れるため、米ミシガン州から空路ロンドンに渡った。ロンドン の繁華街ピカデリーにある書店ウォーターストーンの前に座ること36時間。 激しい雨や通りすがりの酔っ払いのおせっかいにもめげず、完結編が発売され るロンドン時間21日午前零時01分(日本時間同8時01分)まで書店の外で 待ち続けた。

「これでわたしの子ども時代も終わる。とても象徴的だわ。わたしはハリ ーと共に育ったの。わたしは17歳でハリーも17歳」と、発売時間の直前にカ ーさんは語った。「でも、とても悲しい。完結編を読み終えたら、暇な時間に 何をすればいいのか分からない」とも話した。

発売前の内容漏えいがうわさされるなか、「ハリポタ」ファンは完結編で シリーズ第7作目の「Harry Potter and the Deathly Hallows(仮題:ハリ ー・ポッターと死の秘宝)」を求めて、各書店に押し寄せた。ニューヨークで もロンドンから5時間後の午前零時1分に、発売が開始された。英出版社ブル ームズベリーは印刷部数を明らかにしていないが、米国の出版社スコラスティ ックは 1200万部を印刷した。

ロンドンでは数千人が10余りのブロックにある書店に列を作った。パリ から来たというオード・カンションさん(20)は、ハリーに何が起こるのかが 怖くて最後のページをめくることができないだろうと言う。カンションさんは、 シリーズの結末は「本当に悲しい」ものになると認めたうえで「幕を下ろす時 が来たのね」と語った。

オーストラリアやニュージーランド、シンガポールなどでも、各書店の前 では多くのハリポタファンの行列ができた。

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