コンテンツにスキップする

建設株の値上がり目立つ、復興特需をはやす-新潟県中越沖地震を受け

16日午前に起きた「新潟県中越沖地震」を 受け、17日午前の東京株式市場では建設や土木、住宅関連株などに買いが集ま っている。午前9時14分現在、東証1部の値上がり上位は、1位の世紀東急工 業が15.4%、4位の東北ミサワホームが7.1%、5位が若築建設の6.3%となっ ている。復興による特需を見込んで、先回り的な買いが相次いでいるという。

地震の影響のあった新潟県や長野県で事業を展開する植木組、福田組、北野 建設には買い注文が大きく上回り、買い気配で始まっている。このほか、建機レ ンタルのカナモトのほか、鉄建建設や不動テトラ、コンクリート構造物の補強を 手掛けるショーボンド建設、斜面安定や防災などの土木工事を行うライト工業な ども高い。大成ロテックや日本道路など道路株も堅調。組立ハウスの日成ビルド 工業は大幅高。

東海東京調査センターの矢野正義シニアマーケットアナリストは、「2004 年10月に起きた『新潟県中越地震』の際も、新潟県が地盤の建設会社である福 田組などが買われた。今回も復興需要の期待から一時的に資金が流れることが予 想される」と話した。

ブルームバーグ・プロフェッショナルによると、2004年10月23日に発生 した「新潟県中越地震」以降、1週間の業種別の株価動向(04年10月22日終 値から29日終値)は、上昇率1位が建設指数で1.5%、2位が銀行指数で1.4%、 3位がその他金融指数で1%だった。同期間のTOPIXの騰落状況は、マイナ ス0.5%だった。

16日午前10時13分ごろ、新潟県中越沖を震源地とする強い地震があり、 新潟県中越と長野県北部で震度6強を観測した。消防庁災害対策本部がインター ネットサイト上で明らかにした被害状況によると、午前7時現在、人的被害は死 者9人、負傷者929人。住家被害は全壊が342、半壊が97となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE