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「ドレイファス・プレミア」、香港大型株と中国本土株回避で好成績

資産10億ドル(約1230億円)規模の「ドレ イファス・プレミア・グレーター・チャイナ・ファンド」を運用するヒュー・ サイモン氏(52)とニナ・ウ氏(38)は、香港の大型株と中国本土株への投資 を回避することで、日本を除くアジアに投資する投資信託で最も大きなリター ン(投資収益)を得ている。

ドレイファスが保有する株式は、香港株式市場の指標、ハンセン指数を構 成する株式の約10分の1程度の規模だ。これら保有株の株価収益率(PER) は16倍と、中国本土株式市場の指標、CSI300指数の構成銘柄の平均42倍と 比べ割安だ。

サイモン氏は電話インタビューで、「指数に組み入れられている大型株が特 に割高に見える。それが、われわれが中型株を重視する理由だ」と述べた。

ドレイファスの年初来リターン(投資収益率)はプラス43%。米投信調査 会社モーニングスターによれば、日本を除くアジア地域を投資対象とする43の ファンドの中でトップだ。ここ1年間では、ほぼ2倍となっている。2位のエ イム・チャイナ・ファンドの同期間の上昇率は89%。

サイモン氏とウ氏は、増益率などの財務面での基準を用い、割安と考える 株式を探している。保有する株式の1つ、中国遠洋(チャイナCOSCOホー ルディングス)は年初来で株価が倍以上になった。中国のスーパーマーケット チェーン、上海友誼集団は78%高だ。

中国本土株式相場は、ここ2年間で4倍以上となり、アジアでは最も割高 だ。CSI300指数の構成銘柄の平均PERは、モルガン・スタンレー・キャピ タル・インターナショナル(MSCI)新興市場指数と比べ、ほぼ3倍となっ ている。

ウ氏は、「中国の経済パターンはここ2年間で変わった。今後数年間は、消 費が全体的な経済成長のけん引役になるだろう」と話した。

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