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英BP:米アラスカ州の天然ガス施設の安全性に疑い-米下院議員

英石油会社BPは、同社が米アラスカ州に 所有する天然ガス施設が、能力を超える約2倍の天然ガスを貯蔵しているとの 疑いが持たれている。

ジョージ・ミラー下院議員(民主、カリフォルニア州)は6月29日、B P米国部門のロバート・マローン社長にあてた書簡のなかで、同施設について 「大災害が起きた場合、1000人の命が危険にさらされる可能性がある」と訴 えた。また「時代遅れ」の消火設備などへの懸念も表明した。

同施設は設計上、約1億4160万立方メートルの天然ガスが貯蔵可能だが、 ミラー議員の書簡によれば、現在は約2億6050万立方メートルが貯蔵されて いるという。同施設は、BPがアラスカ州プルドー湾に所有する天然ガス圧縮 施設とつながっている。

BPの広報担当者、ダレン・ボード氏は電話インタビューに答え、同社 はミラー議員の書簡を精査しており、「表明された懸念について調査を実施」 し、適切な措置を取ると述べた。BPが作成した2つの主要な天然ガス施設に 関するデータ表によれば、中心となる施設では日量約2億5500万立方メート ルの天然ガスの処理が可能で、圧縮施設の取扱量は同約1億4160万立方メー トル。

BPは2005年3月、テキサス州の製油所で15人が死亡する爆発事故を 起こしており、それ以降、同社の安全対策には批判が集まっている。

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