コンテンツにスキップする

上海銅先物:下落-チリの労働争議による相場上昇は行き過ぎとの見方

2日の上海銅先物相場は下落している。世 界最大の銅生産国であるチリでの労働争議の影響による最近の相場上昇は行き 過ぎであるとの観測が高まった。

チリ北部にある同国3位のコジャワシ銅山では、同銅山を保有するスイス のエクストラータと英アングロ・アメリカンが労使交渉を延期する権利を行使 した。同銅山の労働組合のヘルナン・ファリアス代表は6月29日、経営側の この決定により、7月3日に開始する可能性のあったストライキを9日に延期 したことを明らかにした。

中国国際フューチャーズ(深セン)の調査部門マネジャー、林煜暉氏は 「相場は先週上昇した後、値固めの展開になっている」と指摘。「チリでのス トや在庫の減少が引き続き若干の支援材料となっているものの、季節的に需要 が鈍化する時期に入ったため相場は下落傾向にあるとみられる」と述べた。

上海先物取引所の銅先物相場9月限は、前週末比0.5%安の1トン当たり 6万3670元で午前の取引を終えた。先週は1.4%上昇した。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 後零時26分現在、前週末比ほぼ変わらずの1トン当たり7560ドル。

LMEの6月29日の発表によると、同取引所の指定倉庫の銅在庫は、前 日比1.4%減の11万4700トン。先週は週間ベースで2.7%減少した。また、 上海先物取引所が同日発表した指定倉庫の銅在庫は、前週末比5.6%減の9万 617トンと、過去半年で最大の減少率を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE