コンテンツにスキップする

米WSJ紙:記者らが抗議の欠勤、買収案めぐり独立性訴え-労組(2)

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WS J)の労働組合は28日、同紙の編集の独立性を訴え、記者らが午前に出社しな かったことを明らかにした。WSJを傘下に持つ米出版・メディア大手、ダウ・ ジョーンズ(DJ)はルパート・マードック会長率いる米メディア大手ニュー ズ・コープが提示した50億ドル(約6150億円)の買収案を検討している。

労組の発表文書によると、WSJの編集室に所属する全米の従業員の一部が 出社しなかった。長引く賃金交渉も影響した。労組代表は実際には何人の従業員 がこうした抗議行動を行ったかは把握していないと述べた。従業員は28日午後 には職場に復帰したという。

DJの広報担当者アンドレア・グリンバウム氏は、ニューズとの交渉や29 日付のWSJ発行には影響しないと述べた。

労組は、WSJの独立性の伝統が脅かされていると主張。DJが医療関連手 当削減や賃金を制限する案を提示していることにも反発している。DJの取締役 会がニューズによる1株当たり60ドルの買収案を検討するなか、経営陣と労組 は今年2月に期限切れとなった労使協約についても交渉している。

ブルームバーグ・ニュースの親会社、ブルームバーグ・エル・ピーは金融情 報サービスでDJと競合する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE