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LME銅:下落、在庫増で需要鈍化との見方-上海市場はほぼ変わらず

ロンドン金属取引所(LME)の銅相場 は、26日の時間外取引で下落している。世界の銅在庫の増加により、需要が鈍 化しているとの懸念が高まった。

LMEの25日の発表によると、同取引所の指定倉庫の銅在庫は、前日比 1200トン(1%)増の11万9025トンとなった。

キャピタル・フューチャーズの調査部門マネジャー、宋立波氏は26日の 電話インタビューで「在庫はもろ刃の剣だ。増加すれば相場の下落要因になる」 と述べたうえで、「在庫は増加してはいるものの、依然、低水準にある」と指摘 した。

LMEの銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午前10時25分現在、前日 比0.9%安の1トン当たり7410ドル。また、上海先物取引所の銅先物相場9 月限は、前日比ほぼ変わらず。同10時15分現在、前日比0.2%高の6万3160 元で取引されている。

日本電線工業会が25日に公表した5月の銅電線出荷量(速報ベース)は 前年同月比2.5%減となった。中国が利上げを実施する可能性があることが同 国の銅需要の後退につながるとの見方も広がっている。中国は世界最大の銅消 費国。

一方、サンティアゴにあるチリ銅公社(コデルコ)の広報室が25日に発 表したところによると、労働者らが中古のタイヤやバスを燃やして道路を封鎖 したことを受け、同社保有の3カ所の銅山で生産が減少した。道路封鎖はその 後、警察当局によって解除された。同社は世界の銅生産の10%を占める。

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