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NY外為:円、対ユーロで小反発-BISリポート受けリスク回避

ニューヨーク外国為替市場では円が対ユ ーロで小反発。前週末に付けた最安値から戻した。国際決済銀行(BIS、バ ーゼル)が24日発表した年次リポートで、円が強含む可能性があり、円安を 予想した投資に慢心すべきでないとの見解を示したことが円買いを誘った。

米中古住宅販売件数が住宅市場の底入れの可能性を示唆し、株価が一時、 堅調になったため、ドルは対ユーロで上昇した。低金利の円で資金を調達し、 高金利のユーロ圏で運用する、いわゆるユーロ・円のキャリー取引を解消する 動きとなった。

デーリーFXドットコムのシニア通貨ストラテジスト、ボリス・シュロス バーグ氏(ニューヨーク在勤)は「円に対して一方向だけの投資を行うべきで はないと当局は注意を促した。市場参加者はキャリー取引を再び活発化させる まで、一息ついている状態だ」と述べた。

ニューヨーク時間午後1時27分現在、円は対ユーロで前週末比0.1%上 げて1ユーロ=166円67銭。22日には一時166円94銭と、過去最安値を記 録する場面があった。対ドルでは同ほぼ変わらずの1ドル=123円84銭。

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