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欧州株:3日続落、ドイツ銀行とフランステレコム安い-利上げ観測で

欧州株式相場は3営業日連続で下落。金融株 と保険株が安い。国際決済銀行(BIS)が各国の中央銀行はインフレ抑制のため に利上げを続ける必要があるとの見解を示し、これが市場で嫌気された。

ドイツ最大の銀行、ドイツ銀行とフランスの保険会社、アクサが下落。フラン ス最大の通信会社、フランステレコムは下落し、この2週間で最大の値下がりだっ た。フランス政府が27億ユーロ相当のフランステレコム株を売却すると発表した ことが、売りにつながった。英アングロ・アメリカンと英アントファガスタを中心 に鉱山株が下げた。両社の投資判断が引き下げられたことが響いた。

アクサ・インベストメント・マネジャーズのストラテジスト、クリストファ ー・イゴー氏は、「中央銀行の政策金利動向が市場での大きな懸念だ」と述べた上 で、「欧州ではさらに利上げが実施される」との見通しを示した。

ダウ欧州株価指数は、前週末比0.1%安の391.94。ダウ欧州50種株価指数 は0.2%下げ、ダウ・ユーロ50種株価指数はほぼ変わらずだった。

ドイツ銀行、アクサ

ドイツ銀行は1.3%安。資産総額で欧州最大の銀行、スイスのUBSは0.8% 下げた。欧州2位の保険会社、フランスのアクサは1%安。

フランステレコム、アングロ・アメリカン

フランステレコムは1.9%安。フランス政府は、フランステレコムの持ち株 5%を売却した。

世界2位の鉱山会社、アングロ・アメリカンは1.4%安。チリに3つの銅山を 所有するアントファガスタは1.6%下げた。カゼノブが両社の株式の投資判断を引 き下げたことが響いた。アングロ・アメリカンは「アウトパフォーム」から「イン ライン」、アントファガスタは「アンダーパフォーム」に指定された。

ダノン

フランスの乳製品大手ダノンは1.7%上昇。フランスの経済紙ジュルナル・ デ・フィナンスが、ダノンが買収の標的になっていると報じた。情報源は明らかに されていない。

英3位の小売り大手、J・セインズベリーは1.8%高。CMCマーケッツのト レーダー、クレア・コリングウッド氏は「1株あたり610ペンスでの買収案を受 けるとの漠然とした憶測が出ていた」と指摘した。

ボルボ、ダイムラー

世界2位のトラックメーカー、スウェーデンのボルボは1.8%下げた。同社は、 1-5月のトラック販売台数が前年同期比で10%減少したことを明らかにした。 米国での排気ガス規制の強化でトラックのコストが上昇したことが要因だった。

同業で世界最大の独ダイムラークライスラーは1%下落した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前週末比21ポイント(0.3%)高の6588.40。FTオ ールシェア指数は同8.12ポイント(0.2%)上げて3398.38。

ドイツのDAX指数は同19.02ポイント(0.2%)下げ7930.61。HDA X指数は11.60ポイント(0.3%)安の4075.58。

フランスのCAC40指数は同20.40ポイント(0.3%)下落し6002.85で 終了した。

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