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上海銅先物:前週末比ほぼ変わらず-コデルコでのスト回避と在庫減で

25日の上海銅相場は、前週末比ほぼ変わ らずの水準で推移している。銅産最大手のチリ銅公社(コデルコ)が運営する 銅山でストライキが回避され、世界の銅在庫が減少するなか、ストの影響によ る供給懸念が後退した。

世界最大の金属市場、ロンドン金属取引所(LME)の22日の発表によ ると、同取引所の指定倉庫の銅在庫は同日、前日比1.5%減となった。また、 上海先物取引所の指定倉庫の銅在庫は同日、前週末比3.8%減だった。

南華フューチャーズ・トレーディングのシニアアナリスト、朱斌氏は電話 インタビューで「先週、銅の国際相場が下げたのは下落傾向にあるからではな く、コデルコでのスト回避の情報がきっかけだった。ただ、在庫の減少など銅 相場の支援材料はほかにもある」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場9月限は一時、前週末比最大170元(0.3%) 高の1トン当たり6万4430元。午前の取引終了時点で前週末比ほぼ変わらずの 6万4210元だった。

また、ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海 時間午前11時32分現在、前週末比0.6%高の1トン当たり7480ドル。22日 は前日比0.1%安だった。

コデルコのラドミロ・トミック銅山の労働組合幹部、アルトゥロ・クルス 氏は22日、インフレ率を3.7%上回る賃上げなどを含む会社側の提案を労組側 が受け入れたことを明らかにした。同労組は15日、賃上げ要求の受け入れを迫 り、コデルコの銅山2カ所を封鎖する構えを示していた。

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