コンテンツにスキップする

上海銅先物:ほぼ変わらず-スト突入の可能性と中国の利上げ観測で

21日の上海銅相場は、前日比ほぼ変わら ずの水準で推移している。中南米の複数の銅山でストライキが発生する恐れが あり、生産に支障が生じる可能性がある一方、中国が利上げを実施するとの観 測が高まった。

銅産最大手のチリ銅公社(コデルコ)の契約労働者が同日、賃上げを求め てストに突入する可能性があるほか、米サザン・コッパーのペルー部門の3つ の労働組合は23日にストを開始する計画だ。ただ、中国では輸入需要が後退 し在庫が積み上がっていることから、銅供給への影響は限定的であるとみられ ている。

上海南都フューチャーズのアナリスト、ツェン・チャオ氏は21日の電話 インタビューで「中国の加工業者は依然、銅市場の供給過剰分を消費しようと している」と指摘。一方、「利上げが銅需要の後退につながるとの懸念が相場 の圧迫要因になっている」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場9月限は、前日比最大200元(0.3%)安の 1トン当たり6万4580元。午前の取引終了時点で前日比ほぼ変わらずの6万 4790元だった。

また、ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、前日 比ほぼ変わらずの1トン当たり7520ドル。20日は同1.3%高だった。

上海先物取引所の指定倉庫の銅在庫は、年初来で3倍以上に増加している。 同取引所の15日の発表によると、先週は6.4%増加し、9万9773トンとなっ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE