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中国の医療機器関連銘柄に投資家が関心-喫煙や公害対策で歳出増加

人口13億人を抱える中国では、喫煙や公害 が心臓病、がん、呼吸器疾患といった疾病を引き起こしている。差し迫った医 療危機に備え、中国政府は注射器から超音波検査機器まであらゆる医療機器へ の支出を増やしている。

これが中国の医療機器メーカーの株価をけん引する要因だ。7億3800万ド ル(約910億円)規模のガートモア・チャイナ・オポチュニティーズ・ファン ド(ロンドン)を運用するチャーリー・オードリー氏は、中国株式相場が調整 に向かっているように見える今でも、病院や診療所からの需要は国内医療機器 メーカーの株式が買いに値することを意味していると話す。

同氏は、「こうした銘柄が中国本土株調整の動きに引きずられるとは考えて いない。素晴らしい利益の伸びが、これら銘柄を押し上げている」と述べる。 同氏は超音波画像システムメーカーのマインドレイ・メディカル・インターナ ショナルの株式を保有している。

同氏のファンドはまた、がん・良性腫瘍(しゅよう)治療機器開発のチャ イナ・メディカル・テクノロジーズと血液用容器など使い捨ての医療関連製品 メーカー、山東威高にも投資している。

中国本土株式市場の指標、CSI300指数は年初来で2倍となり、ブルー ムバーグがカバーする世界の89の株式指標の中で最高の上昇率となっている。 モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル・ワールド/医療機器・ サービス指数は10%高。

医療機器業界の多くの銘柄が中国本土以外で株式公開していることも、オ ードリー氏の自信の一因だ。マインドレイとチャイナ・メディカルは米国、山 東威高は香港に上場している。

米市場調査会社カロラマ・インフォメーションが5月に公表した業界リポ ートによれば、中国の病院で使用している医療機器の約4分の3は1970年代か 80年代に製造されたもの。国内産より高額な輸入機器が中国の医療機器全体の 70%を占めるという。

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