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6月の英中銀議事録:5対4で金利据え置き決定-総裁は少数派に(2)

イングランド銀行は、今月6、7両日に開 いた金融政策委員会(MPC)で、5対4で政策金利を5.50%に据え置くこと を決めた。同中銀が20日公表した議事録で明らかになった。キング総裁は利上 げを支持し、約2年ぶりに少数派に回った。

議事録によると、キング総裁のほか、ジョン・ギーブ副総裁、ティモシー・ ベズリー氏、アンドルー・センタンス氏が5.75%への利上げを主張。一方、多 数派は個人消費の伸びと住宅価格の上昇がそれぞれ鈍化している兆候を指摘し、 据え置きを通した。

ブルームバーグ・ニュースが調査した26人のエコノミストのうち、5対4 の僅差を予想した人はいなかった。4人が利上げを主張したことで、当局者らが 今後利上げする公算が高まった。キング総裁が今月12日に、インフレ率を目標 の2%まで引き下げるため「追加的措置が必要となるかもしれない」と発言した ことを受け、投資家の間では利上げの見方が強くなっている。

ベアー・スターンズ・インターナショナルの欧州担当チーフエコノミスト、 デービッド・ブラウン氏(ロンドン在勤)は、「キング総裁が利上げを主張した ことは前兆だ」と指摘した上で、「イングランド銀行は7月の利上げにゴーサイ ンを出している。われわれは年内に6%に達すると予想する」と語った。

議事録発表を受け、ポンドは一時、1ポンド=1.9923ドルまで上昇した。 ロンドン時間午前9時45分(日本時間午後5時45分)現在、1.9903ドル。ま た金利先物(9月限)は0.03ポイント上昇し6.1%。

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