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【個別銘柄】横河電、ゴム株、スカパ、ユニライフ、ブクオフ、三菱重

20日の日本株市場における主な材料銘柄 の値動きは次の通り。

横河電機(6841):一時5.8%高の1748円と急反発。米メジャー(国際石 油資本)のシェブロンから、北米の製油所向け制御システムで大型受注を獲得 したことが分かり、将来の収益拡大期待から買いが先行。およそ3カ月ぶりに 投資家の長期的売買コストを示す200日移動平均線(1744円)に回帰した。

ブリヂストン(5108)などゴム株:ブリヂストは一時3.5%高の2640円、 住友ゴム工業(5110)は5.3%高の1386円まで急伸。20日付の日本経済新聞 商品面は、自動車用タイヤの材料となる天然ゴムの国際価格が下落していると 報じ、コスト圧迫要因の後退を通じてプラス材料になると受け止められた。ブ リヂストについては、ゴールドマン・サックス証券が強い買い推奨リストに加 え、八重沢亨アナリストは、「従来から予想してきた7月からの天然ゴム価格 下落が間近に迫り、タイヤ株全体が恩恵を受ける局面を迎えた。欧米需要が拡 大しており、欧米売り上げ割合の大きいブリヂストへの恩恵が大きい」と解説。

スカパーJSAT(9412):一時5.9%高の5万5300円と反発。検索サイ ト世界最大手の米グーグルと、ほかの日本のメディアに先駆けて契約締結にこ ぎ付けたことから、収益拡大への期待感から買いが膨らんだ。4月上場来の安 値51万9000円を昨日19日に付けていただけに、目先の反発を狙う買いも入 りやすかった。

クラレ(3405):一時2.1%高の1435円と反発。発行済み株式の6%を上 限に自社株式の取得をすると19日に発表しており、買い主体の発生で需給が しまり、株価も上昇しやすくなると見られた。およそ4カ月半ぶりの高値水準 を回復。

科研製薬(4521):一時1.2%高の917円まで上昇。成長因子「ヒト塩基 性線維芽細胞成長因子(bFGF)」を利用した歯科向け治療薬の開発に絡み、 サンスターを欧米展開のパートナーに選んだ。欧米メガファーマに比べると企 業規模が小さいが、開発スピードを重視して実利を取った結果と受け止められ、 買いが優勢に。創業一族によるMBOを受け、7月26日に大阪証券取引所を 上場廃止となるサンスター(4913)株は0.3%高の642円。

アークランドサカモト(9842):一時4.4%高の2130円と大幅反発。19 日に発表された今期(2008年2月期)第1四半期(07年2月21日から5月20 日)決算で、景気回復の恩恵を受けてプロ向けDIY商材が伸長、足元の業績 が期初予想より上振れて推移していることが分かった。業績の先行きに対する 強気の見方が買いを誘い、下値を切り上げるチャート形状に。52週高値は4月 17日の2300円。

ファルテック(7215):制限値幅いっぱいのストップ高水準となる100 円 高の745円で、注文状況は差し引き290万株近い買い超。みずほキャピタルパ ートナーズ(東京都千代田区)の傘下のファンドが1株875円と、前日株価終 値を36%上回る水準でTOB(株式公開買付け)を実施すると発表。TOB価 格にさや寄せする格好で、気配値を切り上げた。

ユニマットライフ(7560)や温浴施設関連株:ユニライフは一時4%安の 1450円と、約1カ月ぶりの安値水準に沈む。同社はユニマットホールディング スの傘下企業で、ユニマットグループの「ユニマットビューティーアンドス パ」が運営する女性専用温泉施設「シエスパ」(東京都渋谷区)別棟で19日 に爆発事故が発生、死亡者も出た。ユニライフの業績には直接影響はないもの の、グループイメージなどへの影響が懸念された。温浴施設関連では、「ラク ーア」の東京ドーム(9681)が一時1%安の623円、極楽湯(2340)が2.8% 安の625円、「万葉倶楽部」の日本ジャンボー(9677)が1.6%安の1722円、 「平和島温泉クアハウス」の京浜急行電鉄(9006)が1.3%安の815円、温泉 開発を行う鉱研工業(6297)が1.6%安の308円と軟調。

総医研ホールディングス(2385):一時6.1%高の12万2000円と6連騰。 同社は、バイオマーカー(生体情報を数値化・定量化した指標)の研究開発を 展開。2008年4月から始まる特定健診義務化により、抗疲労トクホの共同開発 も好調で、来年にかけて販売する可能性がある。業績期待に加え、投資顧問の ムーンライトキャピタルも同社株式を5%超保有していることも判明し、需給 材料からも株価が押し上げられた。

ティラド(7236):8営業日続伸で、一時2.4%高の714円まで上昇。 1996年5月以来、約11年ぶりの高値水準に戻す。ラジエーターなどの熱交換 器が主力の自動車輸出の増加に伴い、自動車用熱交換器が伸びている。建機用 も中国などの新興経済諸国向けが好調で、利益の増大ペースも今後速まると見 られた。水戸証券では、投資判断「中立プラス」としている。

スリープログループ(2375):一時5.1%高の14万5000円と4日続伸。 携帯電話やパソコンの買い替えによってIT(情報技術)サポートサービスの 需要が高まっており、IT運用支援や販売支援サービスが伸張中。通期(2007 年10月期)の連結業績予想を上方修正したため、好調な受注を背景にした収 益の拡大期待が膨らんだ。

エムティーアイ(MTI、9438):一時1.6%高の24万9000円と、約4 カ月ぶりの高値水準を一時回復。同社は、携帯電話向けコンテンツ(情報の中 身)サービスを展開。携帯電話端末の高度化と共に、「ケイタイ」で漫画や書 物を読む習慣が広がっており、コミック配信市場の拡大に伴い、同社収益にも プラス効果があると期待された。三菱UFJ証券では20日、「拡大するコミ ック配信市場と関連企業」と題した投資家向けリポートを発行し、MTIや角 川ホールディングス(9477)など関連銘柄を取り上げる。

三菱重工業(7011):一時4.1%高の813円と52週高値を更新。20日付 の日本経済新聞朝刊によると、2012年の実用化を目指す国産ジェット機事業で 米ボーイングと提携することで基本合意。ボーイングは販売や保守などで協力 する。これにより、日本初のジェット機事業が実現に向け一歩前進するという。 東証1部の売買代金で1位。

ペガサスミシン製造(6262):ストップ高水準の100円(12%)高の922 と大幅反発。20日付の日刊工業新聞では、ペガサスが南米市場に本格参入し、 自社の現地販売機に比べて2割近く安い機種を投入すると報じられた。中国メ ーカーなどの製品に対抗していくという。

東建コーポレーション(1766):ストップ高水準の1000円(16%)高の 7270円と6連騰。19日に発表した前期(07年4月期)の連結純利益は6.3% 増で、今期は29%増の85億3100万円を見込む。営業人員の増強で建設事業が 好調、鋼材高には受注増大に伴う建材仕入れのスケールメリットを活用してい る。仲介・管理事業では、テレビCMの活用などで4月末時点の入居率は

97.2%と高水準を維持。

丸三証券(8613):一時2.3%高の1423円と反発。オー・エイチ・ティ株 (6726)の信用取引にかかわる未回収金が6件、7000万円に上ることを19日 に明らかにした。現在、鋭意回収に努めているという。また20日午前には、 丸八証券(8700)が同様の銘柄で、信用取引における決済損金の発生で、立替 金2482万円が生じたと発表。丸八証株は前日終値243円を挟み、上下1%以 内で推移。

ブックオフコーポレーション(3313):一時11%高の1708円と急反発。 創業者の坂本孝会長が辞任したと19日に発表。不適切な売り上げ形状、一連 の報道による混乱を受けてと、同日付の「調査委員会の中間報告および当社の 対応法人のご報告」の中で説明。後任社長には、マッキンゼー・アンド・カン パニー出身の佐藤弘志執行役員が選任される。

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