コンテンツにスキップする

上海銅先物:上昇-チリやペルーでスト突入の恐れ、供給懸念高まる

20日の上海銅相場は上昇している。中南 米の複数の銅山でストライキが発生する恐れがあり、世界の銅在庫が減少する なか、供給に支障が生じるとの懸念が広がった。

銅産最大手のチリ銅公社(コデルコ)が運営するコジャワシ銅山と、サザ ン・コッパーのペルー採掘場で、労働者が賃上げを求めてストに突入する可能 性がある。また、ロンドン金属取引所(LME)の19日の発表によると、同取 引所の指定倉庫の銅在庫は同日、22営業日連続で減少し、前日比1650トン減 の11万4950トンとなった。

豪コモンウェルス銀行の商品ストラテジスト、デービッド・ムーア氏とト ビン・ゴレー氏は20日付リポートで「数カ所の銅山での労働争議の影響で供給 に支障が生じていたり、その可能性があるため、銅市場は成り行きを注視して いる」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場9月限は、前日比最大510元(0.8%)高の 1トン当たり6万4990元。上海時間午前10時6分現在、0.7%高の6万 4900元で取引されている。

また、ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、前日 比0.8%高の1トン当たり7485ドル。19日は同1.5%安だった。

チリ銅労働者連合のクリスチャン・クエバス代表は18日の電話インタビ ューで、コデルコの契約労働者が、ストの開始日を21日まで少なくも1日延期 したと述べた。また、チリ3位のコジャワシ銅山の労働組合のエルナン・ファ リアス代表は19日、会社側との賃金交渉が行き詰ったことから、来週、スト突 入の是非を問う組合員投票を準備していることを明らかにした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE