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CVRD:ゴロ・ニッケル鉱山の生産開始、09年にずれ込む見通し

鉄鉱石生産最大手、ブラジルのバレ・ ド・リオドセ(CVRD)は13日、同社が仏領ニューカレドニアで開発を進 めているゴロ・ニッケル鉱山の生産を予定より遅い2009年に開始する見通し であることを明らかにした。また、環境に被害を与える危険性を軽減させるた め、生産は徐々に拡大する予定であるとしている。

CVRDのIR(投資家向け広報)部門責任者、ロベルト・カステロ・ブ ランコ氏は同日、トロントで開催された会議で、ゴロ鉱山が年産約6万トンの フル生産に達するまでには約2年を要するとの見通しを示した。また、同社が ブラジルで開発しているオンカ・プーマ・ニッケル鉱山もゴロ鉱山と同時期に 生産を開始する予定で、年間生産能力は1年以内に5万2200トンに達すると の見方を示した。

カステロ・ブランコ氏は「ゴロ・プロジェクトは多くの問題を抱えている。 リスクを最小限に抑えるため、生産を徐々に増やす予定だ」と述べた。

中国のステンレス鋼メーカーの需要拡大や既存の鉱山の減産により、ロン ドンのニッケル相場は過去1年間で2倍以上に上昇し、5月9日には過去最高 値の1トン当たり5万1800ドルに達した。CVRDは3月、ゴロ鉱山の生産 を08年後半から開始する予定であるとしていた。同鉱山は新規に開発中のニ ッケル鉱山としては世界最大。

カステロ・ブランコ氏は、ゴロとオンカ・プーマの両鉱山の生産が開始さ れるまでに操業が開始される予定のニッケル鉱山はないため、ニッケル相場は 引き続き高値圏で変動しやすい状況が続く可能性が高いとの見方を示した。

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