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米連銀経済報告:全地区で拡大-3行「やや加速」、物価「総じて抑制」

米連邦準備制度理事会(FRB)が13日 発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、4月中旬以降、12連 銀の管轄地域で経済活動の拡大が継続した。

同報告によると、景気が強く、エネルギーや食品のコストが上昇している にもかかわらず、総じて賃金や物価の圧力は抑制されている。

ベージュブックは「ほとんどの地区で全般的な賃金圧力は高まっていない ようだと報告された」と記述。大半の地区でエネルギー費用が上昇し、少なく とも2地区で食品価格が上昇したと報告されたにもかかわらず、「地区連銀報 告は全般的な物価圧力の上昇を指摘していない」としている。

ミネアポリス、フィラデルフィア、リッチモンドの各連銀は景気が「やや 加速」と報告。ダラス連銀は「まずまずの強さ」と指摘。サンフランシスコ連 銀など7連銀が「緩やかな」成長と報告している。

過去4回の地区連銀報告はいずれも大半の地区で「緩やかな」成長と記述 していた。

高級品

個人消費と小売売上高については「全般に増加」とし、数地区は低価格商 品よりも高級品の売れ行きの方が良いと報告した。

ベージュブックは「雇用活動は4月下旬から5月にかけ、熟練労働者を中 心に加速した」と指摘している。

住宅市場

住宅市場と建設活動については「引き続き弱い」としながらも、商業用不 動産では「幅広い改善」がみられるという。住宅ローン融資についてはニュー ヨーク連銀を除くすべての連銀が減少あるいはほぼ変わらずと報告した。

製造業活動については大半の地区が堅調に推移していると指摘。住宅関連 の製造業は「弱い」とされたが、機械メーカーはいくつかの地域で「強い」と 報告された。サービス産業は運送業を除き「全般に良好」という。

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