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【注目株】ホンダ、新日鉄、トヨタ、東芝、ビール、三井物(2)

13日の材料銘柄は以下の通り。

ホンダ(7267):窒素酸化物(NOx)などの有害物質の排出を大幅に抑 えつつ、ガソリンエンジン車に比べて二酸化炭素(CO2)の排出量を2割減 らせる低公害・低燃費型のディーゼルエンジン乗用車を日本メーカーで初めて 2009年をメドに国内販売する方針を決めた。13日付の日本経済新聞朝刊が報 じた。

新日本製鉄(5401)、トヨタ自動車(7203):13日付の日本経済新聞によ ると、自動車部品の鋼材を10%強値上げすることで合意した。ボディーなどに 使う鋼板も5%前後の値上げで合意する見通し。値上げは2年ぶり。世界需要 が拡大する鉄鋼は合従連衡が進み、海外で値上げが先行している。新日鉄は最 大4割とされる国内外の価格差解消を狙う。自動車業界には700億―800億円 程度のコスト負担につながり、収益圧迫要因となる。

金融株:13日付の日本経済新聞によると、大手銀行の株式保有額が増加傾 向にある。07年3月末の3メガバンクグループ合計の保有残高は1年前に比べ 3800億円(4%)増え、9兆7600億円。01年のメガバンク誕生後、実質的に 増加に転じたのは初めて。

東芝(6502):藤井美英上席常務は12日、次世代DVD(デジタル多用途 ディスク)の規格「HD DVD」対応のプレーヤーとレコーダーの出荷計画 (07年暦年)を下方修正したことを明らかにした。年初は、プレーヤーとレコ ーダー合計の世界出荷台数を240万-250万台と見込んでいたが、これを100 万台程度下回る130万-150万台程度になる見通し。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):子供用品専門店2位の赤ちゃ ん本舗を買収する。傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂が約12億円を投じ、 議決権ベースで66.67%の株式を取得し、連結子会社化する。ヨーカ堂の売り 場に赤ちゃん本舗が出店するほか、共同で独自商品の開発などを進める。7& iの今期の連結業績に与える影響は軽微という。

サッポロホールディングス(2501)、アサヒビール(2502)、キリンビー ル(2503):5月のビール系飲料(ビール、発泡酒、第3のビール)の課税出 荷数量は前年同月比5.2%増の4094万2000ケース(1ケースは大瓶20本換 算)。前年実績を上回ったのは4カ月ぶり。前年同月はビール風味アルコール 飲料、いわゆる第3のビールの酒税改定が実施されて需要が落ち込んだ。その 反動で第3のビールが大幅なプラスとなり、押し上げた。

三井物産(8031)、丸紅(8002):08年4月をめどに液化石油ガス(LP G)事業を統合することで基本合意。電力や都市ガスとの競争によって需要は 減少傾向をたどっているため、輸入から小売販売までの一貫した体制を築くこ とで経営の効率化を狙う。住友商事は昨年12月、LPG事業の統合に向けた 検討を行うと発表していたが、住商は参加を見送った。

M&A銘柄:ブルドックソースに敵対的TOB(株式公開買い付け)をか けている米系スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファン ド(SPJSF)共同創設者ウォーレン・リヒテンシュタイン氏(41)は12 日、日米を通じて初めて都内で記者会見し、事前警告型買収防衛策について 「最悪の防衛策である」と述べた。投資先へ物言うアクティビスト活動が日本 で活発になっている。

スカイマーク(9204):前年同期に比べて業績変動が著しいことを理由に、 07年4-6月期(第1四半期)の業績予想を発表した。売上高は前年同期比 61%増の110億円、経常損益が6900万円の黒字転換と予想している。

加ト吉(2873):取引先との不透明な「循環取引」が判明した問題で、現 在一時会計監査人が前期(07年3月期)の計算書類などの適正性について監査 中であり、会計監査報告書を受領していないと発表。監査業務は18日までに 終了し、会計監査報告も行われる見通し。

ドトールコーヒー(9952):アイルランドに本拠地を置くヘッジファンド のハービンジャー・キャピタル・パートナーズ・マスター・ファンド・I(ダ ブリン)が大量保有しているドトールコーヒー株式を1%超買い増し、保有比 率を17.32%に引き上げたことが明らかになった。

ヤマハ発動機(7272):中国企業がヤマハ発の商標を無断使用した問題を 巡る裁判で、中国の最高裁にあたる中国最高人民法院がヤマハ発の主張を認め て現地企業に損害賠償の支払いなどを命じたことを受け、「画期的なものと受 け止める」とのコメントを発表した。

ノーリツ(5943):給湯器の一部商品にガス漏れが発生する危険があると して無償点検する。対象となる商品は、1989年8月から1994年5月にかけて 製造・販売されたガス風呂給湯器約44万台。長時間の使用によりガス漏れが 発生し、器具内部が焼損する恐れがあることが判明した。同社による推定残存 台数は約13万台。

ニチイ学館(9792):グッドウィル・グループの子会社コムスンの訪問介 護事業の引き受けを検討。ただ、現時点で具体的な話し合いはされておらず、 何も決定されていない。開示すべき事実は決定後に、速やかに適時開示すると している。

カプコン(9697):エンターテインメントソフトウエア開発会社の米バル ブコーポレーション社のパソコン用ゲーム配信システムを通じ、同社の有力コ ンテンツをパソコンゲームコンテンツ(情報の内容)として配信する。需要の 拡大を追い風に、収益の柱のひとつに育てる方針。

泉州電業(9824):07年4月中間期の連結純利益は前年同期比46%増の17 億6800万円だった。電線・ケーブル部門で銅価格の高騰による製品価格の上 昇に加え、住宅建設の需要が堅調に推移。さらに、民間設備投資の拡大も追い 風になった。また、中間、期末の配当をそれぞれ1株あたり3円増やし、年32 円(前年実績26円)にすることも明らかにした。

コックス(9876):第1四半期(5月までの3カ月)決算によると、単体純 損益は前年同期の300万円の黒字から2億9300万円の赤字に転落した。来年 度から適用となる「棚卸資産の評価に関する会計基準」を前倒しで導入するた め、4億2500万円の特別損失が発生。

ヤマトマテリアル(7620):NEC子会社のNECエンジニアリングとの取 引で不適切な会計処理があったとし、03年3月期以降の決算短信を修正した。

丸善(8236):08年1月期の連結純利益が従来予想の4億5000万円から12 億5000万円になる見通しだと発表した。「プリンストン債」に関する訴訟の 和解金約8億円を特別利益に計上することが理由。

田崎真珠(7968):今期(07年10月期)業績予想を下方修正した。「棚 卸資産の評価に関する会計基準」を早期に適用したことで、純損益は従来予想 の7億円の黒字から18億円の赤字になる見通し。前期は14億8200万円の赤 字だった。

ロック・フィールド(2910):前期(07年4月期)の連結純利益は前の期比 15%増の11億6200万円。主力の「RF1」では定番商品の品質向上や高付加 価値商品の開発が寄与。「神戸コロッケ」などのブランドも好調に推移した。

アールビバン(7523)やシンワアートオークション(2437)など絵画、オ ークション関連銘柄:全国の国税局や税務署が税金滞納や未納で差し押さえた 財産の初のインターネット公売の結果が12日明らかになった。油彩画が見積 (入札開始)価額の100倍以上で落札されるなど全般的に好調。落札価額と見 積価額の倍率が最も大きかったのは油彩画「奈良当麻寺」(額装)。

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