コンテンツにスキップする

蘭アルセロール・ミタル:「大型」買収の可能性を排除せず-CEO

製鉄で世界最大手、オランダのアルセロー ル・ミタルのラクシュミ・ミタル最高経営責任者(CEO)は12日、同社が業 界最大手の地位強化を模索するなかで、さらなる「大型」買収の可能性を排除し ないことを明らかにした。

ミタルCEOはアムステルダムでの株主総会で「大小の合併では、機会が訪 れればどんな状況でも対応可能で、そうした機会を探る方針だ」と説明した上で、 「鉱業や流通、下流部門の事業」に注目していると述べ た。

鉄鉱石など原材料価格の上昇で鉄鋼大手が経費削減を目指すなかで、鉄鋼業 界の合併は加速している。ブルームバーグによると、今年に入ってからの合併案 件は129件、計248億ドル(約3兆170億円)相当となっている。昨年は241件、 823億ドル相当だった。ミタル・スチールは昨年、ルクセンブルクに本社を置く アルセロールを383億ドルで買収し、業界のどの企業よりも規模が3倍上回る製 鉄会社となった。

ニューヨーク株式市場で同社の株価は前日比1.24ドル安の60.76ドル。

ミタルCEOによると、同社は今年上期(1-6月)の経費節減が8億 3000万ドル、08年は最大16億ドルになると見込んでいる。また、米鉄鋼市場は 今年下期(7-12月)に改善する公算が大きいと同CEOは述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE