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フィデリティ欧州アグレッシブファンド新担当者,投資銘柄絞り込みへ

フィデリティ・インターナショナルの運用 担当者、マリオ・フロンティーニ氏(38)は6月に入り、「ヨーロピアン・アグ レッシブ・ファンド」を受け持つことになった。同氏は2004年にイタリア株フ ァンドの運用を任されてから、イタリアの主要株価指数を毎年上回る成績を誇っ ている。

フロンティーニ氏が運用する資産は約40億ユーロ(約6500億円)と、これ までの3倍以上に増加したが、同氏は買う銘柄より売却銘柄を多くするつもりだ。

同氏は運用開始から3日以内にフランス電力公社(EDF)やドイツのシー メンスを加えたが、同時に売りも進めていると述べている。今後2カ月以内には ファンドが保有する個別銘柄を現在の約90種類から60種類に絞り込み、銘柄を 徹底的に研究できるようにするという。

フロンティーニ氏は「広く浅くより、少数の会社についての知識を深めたい。 それが私のやり方だ」と述べた。

医薬品銘柄

フィデリティの規則で、同氏は売却銘柄や、保有上位10社以外の個別銘柄 に言及することはできない。理由は挙げなかったが、同氏は医薬品には悲観的な 見方を示した。

ヨーロピアン・アグレッシブ・ファンドの前任者はサンジーブ・シャー氏。 過去1年のリターンは19%で、FTSEワールド・ヨーロッパ・ローカル・イ ンデックスの24%を下回った。

シャー氏は3月31日時点の保有上位10社中、3社を医薬品会社としていた。 保有2位はスイスのノバルティスで、同社株は年初から3.2%下落している。7 位はグラクソ・スミスクラインで同2.5%安。10位のロシュは同0.4%下げてい る。

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