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イハラケミ株が年初来高値、農薬好調で中間期の減益幅縮小-円安寄与

中堅化学メーカーのイハラケミカルの株 価が4営業日ぶりに急反発し、年初来高値を更新。一時前日比44円 (12.6%)高の393円まで買い進まれ、東証1部の上昇率1位となっている。 高採算の農薬製品が堅調に推移、2007年5月中間決算が上振れする見通しにな り、これを好感した向きから買いが入った。

イハラケミが11日の取引終了後に公表した2007年4月中間期の連結業績 見通しによると、経常利益は前年同期比14%減の16億3600万円になったもよ うで、前回予想の2.7倍になるという。会社側では前回予想とのずれについて、 「為替相場が想定より円安に推移したことで5000万円程度、売上高がかさ上 げされた。また、高利益商品の農薬や有機中間体などの出荷が前倒しされる一 方、低利益商品の販売が遅れた」(広報担当の高田郁男・人事総務部長)と説 明、期ずれによるものがほとんどだとして、通期でみればほぼ期初計画通りだ としている。

ただ、会社側は当初、為替前提を1ドル=115円、1ユーロ=140円で見 込んでいたため、現行の為替水準が続けば、若干の上振れが可能とみられる。 同社は、6月14日に中間決算を正式に発表する予定。

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