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円とスイス・フランが下落-世界的な金利上昇がキャリー取引後押し

世界的に金利が上昇する中、低金利の日本円 とスイス・フランが下落している。低金利の通貨を調達し高金利資産に投資する いわゆるキャリートレードが活発化するとの観測が広がった。

欧州中央銀行(ECB)が6日、政策金利を6年ぶりの高水準に引き上げた のに続き、ニュージーランド(NZ)準備銀行は7日、予想に反し利上げを決め た。これを受け、円とスイス・フランは下落。主要国中、日本とスイスの金利は 最も低い。

ヘッジファンドのハムトン・アセット・マネジメントのマネジング・ディレ クター、スティーン・エルバーダル氏はスイス・フランを調達し、より高い利回 りの欧州資産に投資しているという。

同氏は、「相場の上げ下げはあり得るが、現在の状況が持続するだろう」と の見通しを示した上で、「この戦略はこれまでうまくいっている」と述べた。ブ ルームバーグ・ニュースのデータによれば、エルバーダル氏の運用するファンド の過去1年のリターンはプラス26%となっている。

円は対ドルでロンドン時間午前9時22分(日本時間午後5時22分)現在、 1ドル=121円30銭と、ニューヨークの6日遅くの121円08銭から下落してい る。対ユーロでも1ユーロ=163円80銭と、前日の163円52銭から下落した。

スイス・フランはユーロに対し、1ユーロ=1.6458スイス・フランと、前 日の1.6426スイス・フランから下落。対ドルでも1ドル=1.2191スイス・フラ ンと、1.2136スイス・フランから値を下げた。

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