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ホッジス・ファンド:バフェット氏に先駆けて鉄道株購入-好成績上げる

ドン・ホッジス、クレイグ・ホッジスの親子 が運用するホッジス・ファンドは、人気の薄い銘柄、特に鉄道株を購入し、過 去5年に同種のファンドのなかで2位の成績を上げた。

運用資産7億ドル(約850億円)の同ファンドの戦略は、ウォーレン・バ フェット氏やカール・アイカーン氏など億万長者の支持を得つつある。

鉄道株はホッジス・ファンドの保有資産の9%を占める。同ファンドが保 有する鉄道株の価値は父親のドン・ホッジス氏が鉄道株を買い始めた2004年か ら2倍以上になっている。最も多くを保有しているバーリントン・ノーザン・ サンタフェの株価は176%上昇と、それまでの3年間に比べ8倍のペースで値上 がりした。

ホッジス氏はニューヨークでインタビューに答え、「われわれがバーリント ン株を買い始めたときは皆がどうかしていると言ったものだ」が、「今では当社 の顧客の大半がバーリントン株を保有し、大いに喜んでいる」と話した。

ホッジス・ファンドは2002年6月以来、平均で年24%の運用成績を上げて いる。ブルームバーグ・ニュースがモニターする142ファンドのうち、これを 上回るのはフィデリティ・レバレッジド・カンパニー・ストック・ファンドの みだ。

米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、バフェット氏の保険・ 投資会社バークシャー・ハサウェイは06年9月末以来、バーリントン株3800 万株を購入した。バフェット氏は今年5月5日のバークシャーの年次株主総会 で、規制緩和と燃料価格高騰で鉄道の競争力が高まったと述べていた。

ホッジス・ファンドは鉄道株のユニオン・パシフィックやノーフォーク・ サザンも保有している。ホッジス氏は3年前に、週刊誌カナディアン・レコー ドの記事を読み、鉄道輸送への需要増に目を付けたという。

次の有望株は

ホッジス親子は、今は人気がないが、競争力があり反転上昇の可能性のあ る銘柄を選んで投資する。「われわれの投資スタイルにはバフェット氏に似たと ころもあるが、バフェット氏が決して手を出さないような突飛なものにも手を 出すところが違う」とドン・ホッジス氏は語る。

ホッジス・ファンドにも成績不振の時期はあった。2000年には運用成績が マイナス29%となり、S&P500種株価指数の3倍の下落を演じた。しかし3 年にわたる下落局面が終わり株価が反発した2003年に、ホッジス・ファンドは 80%上昇し、同種のファンドでトップの座に躍り出た。調査会社リッパーのア ナリスト、ジェフ・ティオネホジ氏は、好成績にほっとしたと話す。

ホッジス親子が注目しているのは、オフショア石油・ガス掘削会社だ。こ れが鉄道株に続く有望株となるとの見込みから、親子は05年11月にオフショ ア掘削会社最大手のトランスオーシャン株を買い始めた。当時58.99ドルだっ た同社株は年初来24%上昇し、99ドルに達している。

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