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ECB:政策金利引き上げ4%に、6年ぶり高水準-追加利上げ観測

欧州中央銀行(ECB)は6日、フランクフ ルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り戻 し条件付き債券買いオペ=レポ)の応札最低金利を0.25ポイント引き上げ、4% にすることを決めた。同金利は2001年8月以来、6年ぶり高水準となった。予想 通りの結果だった。

これは2005年後半に始まった今回の利上げサイクルで8回目。ブルームバー グ・ニュースが実施したエコノミスト52人の調査によると、全員が金利引き上げ を予想していた。別の調査では、ECBが年内に少なくともあと1回引き上げる と見込まれている。

バークレイズ・キャピタルのチーフエコノミスト、トルシュテン・ポライト 氏は、「ECBは他の多くと同様に、ユーロ圏の景気動向を過小評価していた可 能性がある。同中銀はインフレの上振れリスクを強調し、追加利上げの可能性を 残すだろうが、トリシェ総裁はおそらく緩和的という表現を取り除くだろう」と 語った。

この日の政策委員会では、上限政策金利の限界貸出金利が5%、下限政 策金利の中銀預金金利も3%にそれぞれ引き上げられた。

国際通貨基金(IMF)は5日、欧州経済が「良好」な時期にあるとして、 今年のユーロ圏経済成長率見通しを引き上げた。今年の経済成長率が約2.5%に達 するとの見通しを示し、4月11日時点の2.3%成長との予想を上方修正した。 2006年実績では2.7%成長だった。

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