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1-3月期の米景気減速は「一時的」-クロズナーFRB理事

クロズナー米連邦準備制度理事会(FRB) 理事は1日、年内に米景気拡大が加速し、1-3月期の景気減速が「一時的な ものであったことが分かるだろう」と述べる一方、低い失業率がインフレ圧力 を高めるとの見方を示した。

同理事はアテネでの会合で、「年内に景気拡大が加速する。インフレに対 するリスクは主に上振れ」だと述べた。同理事の発言は、テキストに基づく。

クロズナー理事は、当局が「市場参加者に対しリスクの高い企業向け融資 の引き受けにおいて、より現実的な見通しと仕組みを採用するよう促したいと 考えている」と語った。他人資本をてこにした企業買収、レバレッジドバイア ウト(LBO)関連融資市場は、より注視が必要だと指摘した。

同理事は、「2008年の経済成長率が潜在成長率に近いものになる」とも言 及し、個人消費が予想を上回るペースで伸び、景気に対する圧力となるリスク がある程度あるとの認識を示した。

クロズナー理事によれば、信用力の低い借り手を対象としたサブプライム 住宅ローン市場でのデフォルト(債務不履行)は、「経済活動に幅広い影響を 与えないようだ」としながらも、景気拡大に対する鍵となるリスクは住宅建設 が「一段と大きく軟化」し、こうした低迷が最終的に「大きく」経済を損ねる ことだと述べた。

クロズナー理事は、「エネルギーなど商品相場の勢い」が弱まり、「金融 政策に加え、総需要の伸びを抑制するほかの要因の効果」が積み重なることで、 インフレ圧力が後退する可能性があるとも話した。

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