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【注目株】ビクター、JAL、サッポロ、インボイ、鉄鋼、石油(2)

30日の材料銘柄は以下の通り。

日本ビクター(6792):30日付の日本経済新聞朝刊によると、6月末で佐 藤国彦専務(62)が社長に昇格する人事を同日の取締役会で内定すると報じた。 親会社の松下電器産業出身である寺田雅彦社長(62)は特別顧問に退き、前期 (2007年3月期)に3期連続の営業赤字に陥った責任を明確化。生え抜きで海 外経験の豊富な佐藤氏の起用で、経営立て直しを急ぐとしている。

日本航空(9205):30日付の日経新聞朝刊によると、全額出資のカード子 会社であるジャルカード(東京都品川区)の株式一部売却や人員削減計画の前 倒しなどの追加リストラ策を実施する方向で検討に入った。株売却で得た資金 を有利子負債の削減に充当、人員削減の早期実施で固定費縮小を急ぐ。

サッポロホールディングス(2501):同社に買収を提案している米系投資 ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド (SPJSF)に対し、追加情報の提供を要請する書状を送付したと発表。15 日に受け取った質問状への回答について、買収防衛策の発動の是非を諮問する 特別委員会で慎重に検討したところ、内容が一部不十分で、再質問が妥当との 判断に至った。

インボイス(9448):前期(2007年3月期)連結純損失は、前の期の159億 円から53億円に赤字幅が縮小。ただ、事業拡大に伴い費用が膨らんだほか、 東京国税局の指摘に基づく過年度法人税等12億4500万円の計上で赤字決算。 今期はダイナシティの業績が通年寄与するほか、日本テレコムインボイスの通 期営業黒字化により、純損益は50億円の黒字を見込む。

日産自動車(7201):同社の今津英敏副社長は29日、座間事業所(神奈 川・座間市)の見学会で記者団に対し、現在の減産体制に関して、追浜工場 (神奈川・横須賀市)での減産が「7、8月も続くだろう」との見通しを明ら かにした。一方、栃木工場(栃木県上三川町)については新型車の投入準備も あることから、昼夜勤務の2交代制に戻すか「検討中」と語った。

信越化学工業(4063):水道管などに使う塩化ビニール樹脂で、1000億円 を投じて米国に原料の工場を2010年にも新設すると30日付の日経新聞が報じ た。最大市場の北米で、原料からの一貫体制を築く。三井化学(4183)は自動 車やパソコン向け耐熱性樹脂の原料の工場をシンガポールに300億円超をかけ て新設、国内化学大手が国際競争力の高い製品を軸にグローバル化を加速へ。

国際石油開発帝石ホールディングス(1605):30日付の日経新聞によれば、 傘下の帝国石油は6月末から、茨城県北部の沖合20キロメートル付近の海域 で天然ガス田の試掘を開始。人工地震を使った調査結果から、ガスの埋蔵が有 望と評価、関東近海では約30年ぶりに本格的なガス田の探査に踏み切る。工 業地帯に近い関東地方でガス田が発見されれば、産業用燃料の貴重な供給源に。

鉄鋼株:電炉鉄鋼会社の合同製鉄(5410)と共英製鋼(5440)は29日、 3%の株式相互取得で合意したと発表した。国際的な競争激化が予想される中、 株式の持合いは経営の安定化や電炉業界の構造改善に効果があるとしている。

新日本石油(5001):同社の津田直和副社長は29日、都内で記者会見し、 6月の原油処理量が前年同月比5%減になるとの見通しを示した。原油調達コ ストの上昇に伴い、6月の石油製品卸売価格の基準値は、前月比で1リットル 当たり3.7円の値上げになるという。

精密機械株:プリンター世界最大手のヒューレット・パッカード(HP) は、ポスターなどのグラフィックス市場向け大判プリンターで2008年に国内 トップシェアを目指す。美術品の複製、高品質写真といった成長分野向けに6 月下旬から順次新製品を投入、セイコーエプソン(6724)、キヤノン(7751) を追い上げる。

日本鋳鉄管(5612):前期(07年3月期)の連結業績予想を修正。売上高は 175億9800万円(従来予想は180億円)、経常利益は2億8400万円(3億 円)と減額。不適切な会計処理の発覚で社内調査した結果、単体のエンジニア リング事業で減収減益となったことが影響した。ただ、過年度の訂正の影響と 投資有価証券の売却益が発生したことで、連結純利益は従来予想の1億円から 1億6300万円に修正した。

日特建設(1929):前期(07年3月期)の連結純損益は前の期の62億6200 万円の赤字から4億7600万円の黒字に浮上した。特別損失の計上が前の期と 比べ縮小したことが要因。ただ、売上高が落ち込んだ上、販売費及び一般管理 費が増えたことで、営業利益は同11%減の15億9700万円にとどまった。08 年3月期の連結業績は売上高が前期比2.5%減の675億円。営業利益は同30% 増の20億7000万円。純利益は同52%減の2億3000万円を見込む。

セコム(9735):東京美装興業(9615)の株式116万株を追加取得し、持 分法適用関連会社とすることにした。株式取得日は31日の予定。取得後の保 有比率は19.58%から27.07%となる。

石油資源開発(1662):経済産業省は29日、石油資源開発の保有株式の うち、911万1000株を売却する。6月8-13日の間に売却価格を決定し、価 格決定日の4営業日後に株券の受け渡しを行う予定。

三菱重工業(7011):韓国で唯一タービンを製造する斗山重工業に今年度 から大型ガスタービンの製造・販売ライセンスを供与する。斗山重工からは年 間3-5台のタービンを買い取る長期購入契約を結ぶ。三菱重工は拡大するタ ービン需要の供給力を外注で補い、10年までに世界シェア20%を目指す。

DCMホールディングス(3050):証券取引等監視委員会は29日、ホー マック株取引をめぐる証券取引法違反(インサイダー取引)の容疑で、同社取 引先の役員を札幌地方検察庁に告発したと発表した。監視委はこれについてす でに札幌地検と合同で強制調査に乗り出していた。

ミホウジャパン(2880):09年度を最終年度とする中期経営3カ年計画を策 定。07年3月期の赤字を踏まえ、利益水準の回復と財務体質の改善を図る。製 販一貫体制を維持しつつも、メーカーとしての「モノづくり」の原点に回帰。 中国での商品開発に注力するなどとしている。計画終了時に当たる09年度 (10年3月期)の純損益は1億7900万円の黒字(07年3月期実績は3億8900 万円の赤字)を見込む。

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