コンテンツにスキップする

韓国ポスコ理事:ステンレス市場は販価急落も-欧州在庫増が引き金

世界鉄鋼3位、韓国POSCOのステン レス部門長を努める李潤(リー・ユン)代表理事は20日、ブルームバーグ・ ニュースの取材に応じ、「2007年の世界ステンレス需要は前年に引き続き堅調 に伸びるが、欧州でやや在庫が増えつつあり、欧州および中国メーカーの輸出 競争でステンレス価格は急落する可能性がある」との懸念を示した。

第11回国際ステンレス鋼フォーラム(ISSF)へ出席のため、京都を 訪問中の李氏は、「欧州メーカーは在庫増による過剰分をアジア輸出に回し、 増産を続ける中国メーカーも欧州などへの輸出を増やすだろう」と述べた。

ただ「ステンレスの販売価格が下落しても、ニッケル価格が十分に下落す るとは考えにくく、当社では全ステンレス製品に占めるクロム系ステンレスの 比率を2006年の27%から07年は40%、08年は50%まで引き上げたい」と述 べた。

さらに李は、供給過剰が現実のものとなれば「業界再編が必至であること は誰もが知っているが、現実に需要増を背景に日韓メーカーなどのフル稼働が 続いている現状では再編の引き金がない」として、将来的な視点での業界再編 の可能性を示唆した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE