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上海銅:5営業日続落-予想上回る輸入増で供給過剰への懸念高まる

16日の上海銅先物相場は5営業日続落し ている。中国の銅輸入の増加率が予想を上回り、工業生産が急増しても中国は 供給過剰の状態になる可能性があるとの懸念が高まった。

中国税関当局が15日発表した同国の1-4月の銅と銅製品の輸入は、前 年同期比61%増の約110万トンとなった。4月の輸入は30万4672トンと、過 去最高だった3月の30万7740トンをわずかに下回った。また、上海先物取引 所の指定倉庫の銅在庫は、3年ぶり高水準となっている。

上海東亜フューチャーズのトレーダー、袁芳氏は16日、上海からの電話 インタビューで「輸入が予想を上回ったため在庫が増加するだろう。このため 国内相場は下落している」と指摘。「現物市場は供給過剰となっている。それ を反映して現物相場は下げている」との見方を示した。

上海銅先物の5営業日の下落率は1月以降で最大となった。銅先物相場7 月限は前日比で一時590元(0.9%)安の1トン当たり6万6100元と、4月5 日以来の安値となった。上海時間午前10時14分(日本時間同11時14分)現 在、0.3%安の6万6490元で取引されている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 前10時23分現在、前日比50ドル(0.6%)安の1トン当たり7710ドル。15 日は1.4%高と今週に入って最大の上昇率となった。

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