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ブックオフが2年6カ月ぶり安値、同社会長に不正行為との週刊誌報道

中古本販売を手がけるブックオフコーポレー ションの株価が大幅続落し、04年11月中旬以来、約2年6カ月ぶりの安値水準 に落ち込んだ。一部週刊誌で同社の会長兼最高経営責任者(CEO)の不正行為 が報じられたことを受け、企業に対する信頼性の後退などから売りが先行してい る。

本日発売の「週刊文春」(文藝春秋社)は、『「デタラメ上場」ブックオフ に巨額リベート発覚』との見出しで、坂本孝代表取締役会長兼CEOの不正行為 などを報道。ブックオフが9日の取引開始前に発表したリリースによると、「週 刊文春」では、坂本氏が、親族が代表を務めていた会社などを通じて、ブックオ フのフランチャイズ加盟店舗に什器を納入した販売会社からリベートを受け取っ ている、決算書の改ざんを指示したなどと報じている。

同社はリリースのなかで、坂本氏がいずれの事実も強く否定していると説明。 そのうえで、事実関係を究明することを第一とし、あわせて社内体制の一層の整 備を進めていくと述べている。

IRグループの齋藤玲子氏は、「調査結果など今後のスケジュールが分かり 次第、早急に発表したい。第三者で構成する調査委員会を設置し、事実関係を究 明していく。この件に関しては誠実に対応し、分かったことに関しては、早急に 株主に報告していく」と話していた。

午前終値は前日比156円(7.8%)安の1838円。出来高は19万3600株と、 すでに前日の6万9600株を大きく上回っている。市場では、「事実関係はまだ 分からないが、相場は悪い材料には鋭く反応しやすい地合いとなっており、こう した材料は嫌気されやすい」(東洋証券情報部の大塚竜太ストラテジスト)との 声が聞かれた。

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