スペインのテレフォニカと伊投資家グループが伊テレコムの経営権取得

スペイン最大の電話会社テレフォニカとイ タリアの投資家グループは29日までに、イタリア最大の電話会社、テレコム・ イタリアの経営権を取得したと発表した。テレフォニカと投資家グループは41 億ユーロ(約6670億円)でテレコム・イタリアの株式18%を取得する。これに よりテレフォニカは、ブラジルでの顧客を獲得することになる。

投資家グループの1社、インテーザ・サンパオロ銀行が発表したところに よると、テレフォニカと投資家グループはイタリア・テレコムの大株主、ピレ リの投資部門、オリンピアの買収を通じて経営権を取得する。投資家グループ はインテーザのほかメディオバンカ、ベネトン・グループの経営権を持つベネ トン一族など。

テレフォニカのセサル・アリエルタ会長は、イタリア・テレコムの経営権 取得を狙っていた最大のライバルである中南米最大の携帯電話サービス会社、 アメリカ・モビルのカルロス・スリム名誉会長を破り、急成長するブラジルの 携帯電話市場での地位を固めることになる。今回の取引は、イタリア企業が同 国最大の電話会社を引き続きコントロールしていく構図を示している。

テレフォニカなどのグループは新会社のテルコを発足させ、テレフォニカ は23億ユーロを投じて42%を保有し、筆頭株主となる。テルコは直接、テレコ ム・イタリアの株式5.6%を保有し、グループの持ち分は合わせて23.6%とな る。

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