ドルの実効為替レート、過去最低水準-ユーロ高進行の見方広がる(2)

米連邦準備制度理事会(FRB)が 作成している実効為替レートは、統計を開始した1971年以降で最低の水 準に低下した。市場ではドル安・ユーロ高が続くとの見方が広がってい る。

主要通貨に対するドルの実効為替レートは25日、78.99となった。 年初来の下落率は2.3%。26の通貨が対象の「ブロード」ベースでは 1997年7月以来で最低の水準となった。ニューヨーク商品取引所のドル 指数は2年ぶりの低水準。

主要通貨に対する実効為替レートは、オーストラリア、カナダ、ス ウェーデン、スイス、日本、英国の各国通貨とユーロに対するドルの加 重平均。景気減速で米金融当局は利上げを控えると見込まれており、市 場関係者はドル安の進行を予想している。

BNPパリバのシニア通貨ストラテジスト、ナオミ・フィンク氏は、 ドルの弱さについて「氷山の一角が明らかになっただけだ」と指摘する。

27日のニューヨーク外国為替市場で、ドルは対ユーロで1ユーロ=

1.3681ドルと過去最安値を更新した。2004年12月に付けたこれまでの 最安値1.3666ドルを割り込んだ。

INGファイナンシャル・マーケッツの自己勘定トレーディングデ ィレクター、マシュー・カッセル氏は、「ドルの実効レートは市場が注 目するものだ」と指摘した。

-- With reporting by Bo Nielsen in New York. Editor: Liedtka

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