米雇用コスト指数:第1四半期は0.8%上昇、前期から伸びが鈍化(3)

米労働省が27日に発表した2007年 第1四半期(1-3月期)の雇用コスト指数(ECI、季節調整後)は 前期比0.8%上昇と、前期(0.9%上昇)に比べ伸びが鈍化した。ブルー ムバーグが集計したエコノミストの事前予想(0.9%上昇)を下回った。 前年同期比では3.5%上昇した。

H&Rブロック・ファイナンシャル・アドバイザーズ(デトロイ ト)のシニア・エコノミスト、リチャード・プライス氏は、「雇用コス トは引き続きかなり抑制されているようで、このため米連邦公開市場委 員会(FOMC)メンバーはやや安堵できよう」と指摘した上で、「し かし労働市場のひっ迫を考慮すると、賃金・給与には引き続き緩やかな 上昇圧力が見られる。インフレ問題に関して、われわれはまだ最悪期を 経過していない」との見方を示した。

指数全体の70%を構成する賃金・給与は第1半期に前期比1.1%上 昇した。これは過去6年間で最大の上昇幅。前期は0.7%上昇だった。 前年同期比では3.6%上昇。

一方、諸手当は前期比0.1%上昇。前期は1.1%の上昇だった。第1 四半期は前年同期比では3.1%上昇した。

民間企業では、第1四半期の諸手当は0.3%低下した。これは統計 集計開始以来で最大の低下。

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