KKRのアジアファンド、オレゴン州年金基金が1億ドル出資約束

米投資会社のコールバーグ・クラビス・ロ バーツ(KKR)は40億ドル(約4700億円)の調達を目指す同社初のアジア 投資ファンドに、米オレゴン州の職員退職年金基金から1億ドルの出資の約束 を取り付けた。

同州財務当局の広報担当者、レイ・ガーネット氏は、基金の理事会が投資 を承認したことを認めた。

ガーネット氏によると、KKRは3月末に「KKRアジア・ファンド」へ の第1次の募集を締め切った。同氏はこの時点で集まっていた資金の額には触 れなかった。ワシントン州の投資委員会は1月に5億ドルの投資を決めていた。 KKRの幹部は少なくとも1億ドルを投資している。

KKRやベイン・キャピタル、ブラックストーン・グループなど投資会社 は、アジア太平洋地域でのM&A(企業の合併・買収)急増を予想している。 3社はいずれも過去2年の間にアジアに最初の拠点を開設した。

KKRの共同創業者ジョージ・R・ロバーツ氏は今週、東京での記者会見 で、日本のハイテク、小売り、金融サービス業界で、海外進出や非中核事業売 却を考えている企業に投資する考えを示していた。

2005年に日本オフィスを開設したKKRは5月に、日本で初の投資として みずほフィナンシャルグループ(FG)が中心となって支援しているクレジッ トカード会社オリエントコーポレーションに200億円を出資する。

同社は既に、アジアで15億ドル余りを投資している。投資先はシンガポー ルの半導体メーカー、アバゴ・テクノロジーズやインドのソフトウエア会社ア リセントなど。

KKRアジア・ファンドの投資期間は6年となっている。

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