上海銅先物相場:2週間ぶり安値から反発-世界の在庫減少を好感

26日の上海銅先物相場は、25日に付けた2 週間ぶりの安値から反発している。米国と欧州で発表された経済指標をきっかけ に経済成長鈍化への懸念が高まったものの、世界の銅在庫がさらに減少し、需要 拡大が示唆された。

ロンドンとニューヨーク、上海の取引所の銅在庫は25日、4営業日連続で 減少して26万1780トンと、4カ月ぶりの低水準となった。中国の月間ベースの 銅輸入が前年に比べ4カ月連続で増加したことから、銅相場は年初来で25%上 昇している。

上海金鵬フューチャーズのトレーダー、呉博聞氏は「世界の銅在庫が引き続 き減少していることが銅相場の支援材料となっている。銅相場は向こう数週間、 大幅に変動する可能性が高い」との見方を示した。

全米不動産業者協会(NAR)が24日発表した3月の中古住宅販売件数 (季節調整済み、年換算)は612万戸と、2月の668万戸から8.4%減少した。 また、欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した2月のユーロ圏 13カ国の鉱工業新規受注は前月比0.7%減だった。

上海先物取引所の銅先物相場7月限は、前日比最大600元(0.9%)高の1 トン当たり7万1500元。上海時間午前10時32分現在、7万1230元で取引され ている。米国と欧州で発表された経済指標が予想より悪化したことから25日に は2週間ぶりの安値まで下げた。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午前 10時20分現在、前日比0.4%高の1トン当たり7888ドル。25日は0.5%高だっ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE