英テスコ:テスコ・ブランドの日本初店舗がオープン、首都圏で展開

世界小売業3位の英テスコは25日、「テス コ」の名前を使った国内初店舗となる「テスコ・エクスプレス」を東京・練馬に オープンした。傘下の食品スーパー、シートゥーネットワークがテスコブランド で小型スーパーを展開する。従来業態のディスカウントストア「つるかめ」より も小規模な「テスコ・エクスプレス」のほうが日本の市場に向いていると判断し、 展開に踏み切った。

1号店の大泉学園店に続き、5月には砧店、明大前店をオープンする予定。 2008年2月期中には、首都圏を中心に「つるかめ」「つるかめランド」「テス コ・エクスプレス」の3業態合わせて、前期に比べ5倍の35店を出店する計画。 いなげやなど中堅食品スーパーを相次いで傘下に収めたイオンやセブン&アイ・ ホールディングスなどの総合スーパー最大手は首都圏での食品スーパーを強化す る動きを強めており、テスコの出店強化によって食品スーパーの競争はますます 激化しそうだ。

「テスコ・エクスプレス」の標準店舗面積は100坪前後。約3500のアイテム 数をそろえ、「つるかめ」の強みである特売商品のほか、テスコブランドの食 品・雑貨も販売する。「つるかめ」の店舗面積が300坪以上、アイテム数が約 6000なのと比べ、小型の食品スーパーとなる。通常のスーパー並みの低価格で生 鮮・加工食品や総菜などを扱う。

同社では立地、品揃えなど「つるかめよりもさらにコンパクトな業態のほう が日本市場には合っている」(広報担当の太田志津子氏)と判断、特に出店用地 を確保しにくい首都圏には適しているとして新業態の導入を決めた。「テスコ・ エクスプレス」はイギリスをはじめ、アイルランド、トルコ、韓国などで展開し ている。テスコは2003年にシートゥーネットワークを買収し、日本に進出。東京、 神奈川、千葉、埼玉など首都圏を中心に現在、104店舗出店している。

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