ベスト電株が急騰、今期営業益は2倍の40億円に-強気な会社計画

九州地盤のベスト電器の株価が急騰。一時

7.7%高の725円まで上げ、3月13日以来となる700円の大台回復。連結子会 社の「さくらや」の収益がフルに寄与することや、人件費の削減などにより、 2008年2月期の連結営業利益は前期比2倍の42億円を計画する。強気の会社側 計画を受け、業績拡大に伴い株価ももみ合い相場から上放れると期待された。

ベスト電が23日発表した08年2月期の業績予想は売上高が前期比13%増 の4150億円、経常利益が同71%増の40億円、純利益が同34%増の20億円。 デジタル家電の伸び率の鈍化、パソコンは米マイクロソフトの基本ソフト(O S)の「ウィンドウズ・ビスタ」の発売があったものの、牽引力は弱含みで推 移している。

ただ、連結対象となった「さくらや」の収益の計上が前期は3カ月分だっ たが、今期はフルに寄与することで利益を押し上げる。海外やフランチャイズ 店などの強化、物流コストの削減や人件費の抑制なども寄与する。

ベスト電が同時に発表した07年2月連結決算によると、売上高は前期比

2.1%増の3690億円、営業利益は同21%減の21億円、純利益は同22%減の15 億円だった。

市場では、同社が16日に07年2月期の業績予想の下方修正していたこと もあり、08年2月期の業績予想に注目が集まっていたという。SBI証券投資 調査室の藤井知明次長は、「ベスト電が発表した08年2月期の業績予想はかな り強気の数字。好業績を好感して買われている。2月21日に799円を付けてお り、今回の収益の伸び率から考えると、700円割れは安過ぎる水準」との認識を 示した。

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