ベスト電株が反落、前期は一転減益に-ビスタ期待外れと新規出店費用

九州地盤のベスト電器の株価が反落。07年 2月期業績予想の下方修正を発表したことから、パソコンなどの販売不調で業績 が悪化しているとの認識が広がった。午前終値は前日比11円(1.6%)安の669 円。

同社が16日に発表した07年2月期業績予想の修正によると、連結経常利益 は33億円から前期比23%減の23億5000万円に減額し、一転して減益になった もよう。資本業務提携した「さくらや」の新規出店コストなどが増加したうえ、 台湾や香港など海外の不採算店の見直しや活性化投資による収益改善効果が予想 を下回った。

同社の執行役員総務部長の浜辺雄治氏は、「新OS『ウィンドウズ・ビス タ』に期待していたが、期待外れに終わった。消費者は新しいものにすぐに飛び つかなくなっている」と話した。

1月10日に発表した第3四半期(06年3月-11月)決算は、「ウィンドウ ズ・ビスタ」の発売前の買い控えなどが影響して経常利益が前年同期比52.4% 減の8億1600万円に落ち込んだ。しかし通期予想は据え置いていた。

小売業界を中心にM&A(企業の合併・買収)など業界再編の流れが起きて いるが、同社は「全く考えていない。マスコミが騒いでいるだけで、話も来てい ない」(浜辺氏)としている。

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