米ヤフーの1-3月期:売上高はアナリスト予想下回る-11%減益(2

ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーが 17日発表した2007年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比11%減益と なった。新しい検索連動広告は、一部の投資家の期待ほど増収効果をもたらさ ず、売上高はアナリスト予想に届かなかった。株価は時間外取引で下落した。

純利益は1億4200万ドル(1株当たり10セント)となり、前年同期の1 億5990万ドル(同11セント)から減少した。売上高は提携先サイトに支払う 部分を除いたベースで前年同期比9%増の11億8000万ドル。

ヤフーはネット検索広告市場で米グーグルを追撃するために新検索連動広 告「パナマ」を導入したが、これによる増収効果がはっきりするまで、投資家は もう少し待つ必要がありそうだ。ヤフーはパナマによる増収効果は4-6月(第 2四半期)まで表れないとの見解を表明していたが、ヤフーの利用者の広告ク リック数に増加の兆しがあるとして、一部のアナリストは売上高予想を過去2 週間で上方修正していた。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ジョーダン・ロハン氏は、 「投資家はパナマの好調な滑り出しと、ヤフーの業績全体を混同した」と指摘 し、「ヤフーは明らかにまだ、移行途中にある」と指摘した。

ブルームバーグがまとめたアナリスト14人の予想平均では、1株利益は11 セントだった。純売上高のアナリスト予想平均は12億1000万ドルだった。

ヤフーの株価は17日、前日比48セント高の32.09ドルで終了。年初来で は26%高。決算は通常取引終了後に発表された。これを受けた時間外取引では 一時2.15ドル(6.7%)安の29.94ドルに下落した。

ヤフーは第2四半期の純売上高の見通しを12億-13億ドルとした。アナリ スト予想平均では12億8000万ドルと見込まれていた。通期売上高見通しは最 高54億5000万ドルに据え置いた。

第1四半期の広告収入は、バナー広告などが伸びたことから、前年同期比 で6%増加し14億7000万ドルとなった。出会い系サイトなどの会員サービス 収入は同9%増の2億300万ドル。海外売上高は同22%増の5億7100万ドル。 米国売上高は横ばいの11億ドルだった。

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