上海銅:前日比ほぼ変わらず-供給懸念で一時、7カ月ぶり高値近辺

17日の上海銅先物は、前日比ほぼ変わら ずの水準で推移している。銅供給が需要に追いつかないとの見方から、一時は 7カ月ぶりの高値近くまで上昇した。インドネシアにある世界2位のグラスバ ーグ銅山では同日、労使交渉が予定されており、ストが回避される可能性があ る。

ロンドン、ニューヨーク、上海の取引所の指定倉庫の銅在庫は、1月30 日以来の低水準近くまで減少している。ロンドン金属取引所(LME)の指標 となる銅相場は2月初旬以降で47%上昇し、1トン当たり8000ドルをわずか に下回る水準となっている。8000ドルの水準は、売り注文が集中する上値抵抗 線 と呼ばれる。

上海金鵬フューチャーズのトレーダー、呉博聞氏は17日のインタビュー で「上値抵抗線を抜ければ、ファンダメンタルズ(需給関係)とファンドの投 資により銅相場はさらに上昇する可能性がある」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場7月限は、前日比最大330元(0.5%)高の 1トン当たり7万3450元。16日は一時、7万3750元と、7カ月ぶりの高値 を付けた。17日の午前の取引終了時点で、0.2%安の7万2970元で取引され ている。

米フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドがインドネシ アで運営するグラスバーグ銅山の労働者は、賃上げを求めて18日から予定し ているストライキを前に、17日に会社側と労使交渉を行う。

LMEの銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午後1時7分現在、前日比 78ドル(1.2%)高の1トン当たり7808ドル。

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