米ヤフー、新検索連動広告が予想外に売上高後押しへ-17日決算発表

ポータル(玄関)サイト大手、米ヤフーの テリー・セメル最高経営責任者(CEO)は1月、新しいインターネット検索 連動広告「パナマ」による増収効果は4-6月(第2四半期)まで表れないと の見方を示したが、これは誤った見通しだったかもしれない。

ブルームバーグがアナリスト28人を対象にまとめた予想平均によると、ヤ フーが17日発表する2007年1-3月(第1四半期)売上高は、開始後2カ月 のパナマを含めたベースで、前年同期比11%増の12億1000万ドルとなったも ようだ。純利益はほぼ横ばいの1億5870万ドル(1株当たり11セント)と予 想されている。

パナマの出だしが予想外に順調なことから、少なくとも3人のアナリスト がここ2週間で第1四半期売上高予想を上方修正した。サスケハナ・ファイナ ンシャル・グループのアナリスト、マリアン・ウォーク氏は、「好調な結果が 出るのは、もっと先のことだと考えていた」と述べた。同氏は先週、第1四半 期売上高予想を約1500万ドル上方修正した。

パナマは、従来よりも利用者がクリックする可能性の高い広告リンクを検 索結果とともに表示できるようにした新しいソフトで、リンクがクリックされ て広告が表示されるたびにヤフーに収入が入る仕組み。

パナマの成功は、ヤフー株の第1四半期の23%上昇を後押ししたようだ。 16日は前日比20セント高の31.61ドル。

ヤフーのセメルCEOは3月6日の投資家向け会議で、パナマの伸びに関 して、「当社では笑顔が出始めている」と語った。同社は2月5日に米国でリ リースしたパナマを、日本などの国にも導入しつつある。

ベアー・スターンズのアナリスト、ロバート・ペック氏は先週、ヤフーの 第1四半期売上高予想を上方修正した。ゴールドマン・サックスのアナリスト、 アンソニー・ノト氏も4月5日、広告クリック数が増加しているデータがある として、業績予想を上方修正した。同氏によると、インターネット検索連動型 広告はヤフーの純売上高の約4割を占める。

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