米グーグル、ネット広告のダブルクリック買収合意-現金31億ドル(3)

インターネット検索最大手、米グーグルは 13日、ネット広告のダブルクリックを現金31億ドル(3700億円)で買収する ことで合意したと発表した。グーグルにとって過去最大の買収案件。年内完了 を見込んでいる。

ダブルクリックを売却するプライベート・エクイティ(PE、未公開株投 資)会社、ヘルマン・アンド・フリードマンは2005年に11億ドルで同社を買 収していた。今回の買収金額は、グーグルが昨年11月に動画共有サイトのユー チューブを買収した金額(16億5000万ドル)を上回る。

グーグルは現在、ディスプレー型広告の販売を強化。この買収により、年 商288億ドル(約3兆4000億円)のネット広告市場でマイクロソフトやヤフー に対するリードをさらに広げることになる。音楽専門局MTVネットワークス やスポーツ誌スポーツ・イラストレーテッドは、ダブルクリックのソフトウエ ア「DART」を使用し、ウェブ広告を管理。ヒット件数などを測定している。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ジョーダン・ローハン氏は、 ダブルクリックについて「激しい奪い合いの対象になった資産だった」と指摘。 「この資産をマイケルソフトから遠ざけるために必要な支出をすることに、グ ーグルが前向きだったのは明白だ」と語った。

発表後の時間外取引で、グーグルの株価は一時463.10ドルと、終値に比べ

3.19ドル下落した。ヤフーとマイクロソフトは同ほぼ変わらず。グーグルの手 元現金は112億ドル(昨年末現在)。ダブルクリックには、同社経営陣やJM Iエクイティも出資している。

メリルリンチによると、世界のネット広告市場は昨年36%拡大した。市場 全体の約34%をディスプレー型広告、43%をネット検索連動型広告が占めた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE