米リッチモンド連銀総裁:インフレ率引き下げは「中央銀行の任務」

リッチモンド連銀のラッカー総裁は11日、 食品とエネルギーを除いたコアインフレ率がまだ明確には低下していないとし、 利上げの必要性は依然あると考えられると述べた。

ラッカー総裁はノースカロライナ州シャーロットでの講演後、記者団の質問 に対し、「インフレが落ち着かない場合は一段の金融引き締めが必要になるだろ う」と答え、「緩やかな景気減速はインフレ率の低下につながらない。中央銀行 がインフレ率を低下させるものだ」と付け加えた。

今週に入り、追加利上げの可能性を示唆した連邦公開市場委員会(FOM C)高官はこれで3人となった。同総裁は昨年末にかけてFOMC会合4回にわ たり利上げを主張したが、成長に対するリスクが高まったため、現在では利上げ は難しいかもしれないと認めた。

同総裁はコアインフレについて、「年初数カ月のコアインフレの数字は幾分 か悪いものだった」と述べ、「昨年末数カ月は良い数字が続いた。最近の数字は さほどよくない」と続けた。

ラッカー総裁はさらに、「データだけに基づくと、この1年でコアインフレ が落ち着いたとの仮定は否定しがたい。今年コアインフレ率がどの程度低下する のかについては、見通しは不透明だ」と語った。

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